
この店のコンセプトにぴったりの内観。とてもお洒落です
この店のオーナーシェフ、Terrance Brennanは、ここで考えてみると、何でもパイオニア的な人かもしれません。彼の一店舗目は、「Picholine」というフレンチですが、この店はリンカーンセンターのすぐそばに位置します。今や、リンカーンセンターのあたりもかなり拓けましたが、「Picholine」ができたころは(確か15年ぐらい前だと思いますが)、foodieの間では、「リンカーンセンター近辺できちんとした食事ができるのはここだけ」と言ったものでした。だから、そのエリアに目をつけて店をオープンしたというのは、先見の明があったのでしょう。ちょっと堅苦しい雰囲気もあるし、値段が高いため年齢層も高い。。。最近は常連にしか受けない店かもしれません。
そして、2軒目が「Artisanal」というチーズ専門店でした。この店も、ちょっとパイオニアっぽいですね。まず、ロケーション。Park Aveに面してはいるものの、32丁目なので、裏返せばKorean townのはずれなんですよね。最近は、いろんな所にレストランがあるので、まったく違和感はありませんが、オープン当初は、なんとなく変な感じでした。レストランに行く時、どういう道順でいくかにもよるかもしれませんが。(笑) そして、チーズ専門店ということでかなり注目を集めました。店の雰囲気も「Balthazar」風、フレンチっぽい感じです。
「Bar Artisanal」は、もともと、Brennan氏がオープンした「Bar Artisanal」ではなく、「Trigo」という、Mediterranean, small plates/tapasの店だったのです。雑誌などで写真を見て奇麗な店だなぁーと思っていましたが、わざわざTribecaまで行くほど魅力のある店ではなく、近くに行ったら寄ってみようという程度でした。ところが、オープンして1ヶ月ちょっとだったと思いますが、急に、Brennanシェフがtake overして、フレンチタパスをやるというニュースを耳にして、あっという間に「Bar Artisanal」が誕生しました。

このバーカウンターで食べると、美味しい食べ物を見ることができ、幸せな気分になれます
少しお店の説明が長くなって、すみません。店は、Tribecaの外れというものの、Sohoにも近いし、地下鉄の駅からも近いし、地の利は悪くないと思います。そして、店に入ると、天井が高いからかもしれませんが、店は大き過ぎず、パリでもないし、NYでもない。。。何かこう「わー」って思わせるものがあります。あまり言っていることがわからないと思いますが、見ていただいたらわかります。ごめんなさい。入ってすぐ右は、ラウンジっぽく、左にはバー、その向かえにも、写真のような小さいバーカウンターがあります。
こういう店内がお洒落っぽい店って、あんまり美味しくないことが多いので心配だったのですが、大丈夫です!ただ、ここも、前回の「Marea」じゃないですが、メニューがあっちこっちしているので、よく見てからオーダーすることです。それと、bar food, 揚げ物などヘビーな料理が多いですから、お腹とよく相談してくださいね。
写真のManchego cheeseのベニエは、絶対に食べたいと思っていた一品でした。写真ではカットされてしまっているのですが、ベニエを挿してあるグラスは、背の高いもので、このプリゼン、かわいいと思いました。このベニエは、シュークリームの種にManchego cheeseを混ぜて揚げたような感じで、ちょっと生っぽい感じなので、こういう一口でちょうどいいです。とても美味しかったですが、ベニエというのには、食感があまりにも違うような気がしました。

Chickpea fritters、お腹がかなり一杯になります
このchickpeaのフライは、説明があまりなく、私は、豆がフライしているのだと思ってオーダーしたら、chickpea flourのフライでした。もちろん豆自体のフライでもお腹がいっぱいになるのですが、粉にした物には、卵なども混ざっているでしょうから、これだけで、どーんとお腹にきました。実は、この料理にはあまり興味がなかったのですが、私がどうしても食べたかった、「sea urchin custard」が、なんと品切れで、他に勧められたのがこれだったのです。うーーーん、あまりにも違いすぎて悲しかったです。

Cru tasting, これはいまひとつ。生温い魚なんて、初めて食べました

Pan tomate, 美味しいですが、もう一度食べたいと思うほどではありません

Pissaladieres、要はピッツァですが、チーズがベトーっとしてなく、お勧めです!
最初のベニエは美味しかったのですが、そのあと、まずくはないのですがあまりピントこなく、選んだものが悪かったようです。でも、最後に頼んだ、Pissaladieresが、とてもgoodでした。アメリカタイプのピッツァのように、チーズがべちゃーでない上、クラストがサクッとして、適度に歯ごたえがあり、非常に気に入りました。日替わりをいれて8種類ありましたが、私が取ったのは、「Sheep’s milk ricotta, fava bean pesto, spcek」でした。選んだ種類も良かったかもしれませんが、他の人のを見てても、あっさり系でした。バーで、これとワインがあれば、私は幸せです。

Candied Fennel, Olive oil ice cream, pine nuts、この組み合わせ、癖になります!
デザートは、どうしても食べたい物が決まっていました。「Candied Fennel, olive oil ice cream, pine nuts」です。この組み合わせ聞いたら、ちょっと「えっ?」と思う人がいるかもしれませんが、本当に美味しいです。フェネル特有の香りとオリーブオイルの風味、松の実がぴったり合います。ひとつだけ批評するのなら、オリーブオイルのアイスクリームがもう少し滑らかで、もう少し風味があると、もっとすばらしかったと思います。でも、もう一皿食べたかったぐらい美味しかったです。(笑) 一緒に行った友人は、デザートを食べないのに、これは、私の分まで取ろうとしていました。

ここでの最後の〆は、やっぱりチーズ!
デザートで終わりにしようと思いましたが、やっぱり、Terrance Brennanの店に来て、チーズを食べないわけにはいかなく、チーズで〆にしました。美味しいですね〜!パーフェクトの温度で出てくるし。ワインとよく合い、本当に幸せでした。
この店がミッドタウンやアップタウンにあったら、もっと流行ると思います。雰囲気と食べ物、私はとっても気に入りました。少し遠いかもしれませんが、お休みの日にちょっとTribecaに行ったら寄ってみて下さい。
Bar Artisanal
268 West Broadway,
New York, NY
TEL: 212.925.1600
www.barartisanal.com
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